クライチェック 「アノ」発言 今は後悔
INTERVIEW-Krajicek thriving on new responsibilities
先週、生まれ故郷のロッテルダムで開催された「ABNアムロワールド室内」でトーナメント・ディレクターを務めたリカルド・クライチェック。ロイターにインタビュー記事が。一部抜粋。
「引退したばかり(03年6月)の頃は少し不安だった。引退後最初の2ヶ月はホリデーみたいな感じでいい気分だったけど、その後何ヶ月かはブラックホールにはまって、すっかり落ち込んでしまった」
「ブラックホールに落ちた理由の一つは、僕が将来のことを考えすぎてしまったから。その後になって、自分の今の人生をエンジョイしようと決めた」
「僕のキャリアは素晴らしいものだったし、そのキャリアから生まれたものも楽しもうと決めた。10年計画どころか5年計画すらないけど、成り行きに任せるよ」
「僕は計画好きで心配性だから(今の状況は)キツくて、時々全ての事をコントロールしたい気分になるんだ」
「今はこのトーナメントに関わったり、銀行のアスリートに対するサービスをより良いものにするためのアドバイスをしている」
「他には子供のための基金を作ったり、街中に公園を作ったり、スポーツをプロモーションすることとかを楽しんでいるよ」
「もし誰もこういう事やトーナメント・ディレクターとしての僕に興味がなくなった時は、また別の何かを探すよ」
とは言え、オランダで最も有名なスポーツ選手の一人である彼がトーナメント・ディレクターに就いた昨年と今年、大会の観客動員数はともに10万人の壁を突破。
そして、「クライチェック」イコール・・・、というくらい彼のイメージを決定的にしてしまった、92年ウィンブルドンでの、グランドスラムで女子にも男子と同等の賞金を要求する当時の運動に対して「トップ100のうち8割の女子選手は、(男子と)同等の賞金をもらうに値しない太ったブタ」発言事件にも言及。
「とても失礼で、言って良い事ではなかった」
「僕は恥ずかしがりやで、自分に注目を集めるなんて最もしたくないことだった。(発言の反響に)とても驚いた」
「あれから13年経った今でも、人々はあの事を覚えている。でも、同時に良かった事も覚えてくれさえいれば僕は気にしない」
「長いこと何か発言するのが怖かった。教訓は骨身に染みたけど、あの経験が今の僕を作ったんだ」
私も割と根に持つ性格で、彼の妹がプロテニスプレーヤーになったと知った時は、「ああいう事を言うヤツに限って、『自分の妹だけは違う』とか平気で思ってたりすんねや」とかネチネチ考えていたクチですが、最近実の息子さんから「大きくなったらジム・クーリエみたいになりたい」と言われたとかで、さすがにもう許してあげたい気分になりました。お父さん、ウィンブルドンで優勝したこともあんねんで。
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